
目的に合わせて
各種機能性ガラスを選ぶうえで重要なのは、「各種」のその種類をどうするか、ということです。今回ルート営業に回って来たガラス業者さんと相談して決めたのが、二男の部屋のガラスを結露防止のガラスにリフォームすることでした。結果として、それまで高じてきた結露への対症療法が全く必要なくなり、その結果を受けて他の部屋のガラスも交換してもらったので、とても楽になりました。とはいえ、今回は「結露」という現象に対しての解決策として「結露防止」のガラスを適用しただけであって、他の問題にはほかの機能性ガラスを使用するべきだと思いました。我が家のガラスリフォームからしばらくして、私の勤め先の会社で、暖房に対する節電方法として「断熱効果」のあるガラスに交換する、という話がありました。各社で見積もりをとり、結果的には断熱効果のあるガラスに交換することが決まったのですが、これが実現しなかったらと思うとぞっとします。今年の冬は節電対策ということで暖房の使用が相当制限されていたので、このガラスがなかったら相当寒くなっていたに違いありません。このことから、ガラスのもたらす気温への影響の認識が改まり、今年の夏に入る前に遮熱効果のある特殊フィルムを会社の窓ガラス全てに貼りました。夏も盛りになってきましたが、フィルムのおかげでとても快適に生産性を落とさず仕事ができています。